河岸端[語句情報] »
河岸端
「河岸端〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
河岸端の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
びて、人込みのなかに立っていて、彼は少し逆上《のぼ》せて来たので、あとへさがって
河岸端《かしばた》の茶店へはいると、兼松もつづいて葭簀《よしず》のうちへはいって....
「カーライル博物館」より 著者:夏目漱石
《なんびと》でもまた何時《なんどき》でも随意に観覧が出来る。 チェイン・ローは
河岸端《かしっぱた》の往来を南に折れる小路でカーライルの家はその右側の中頃に在《....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
仕事にかかって、夜は十一時まで夜業をし、そして主人初め、家族、雇人総勢京橋のある
河岸端から新宿、下谷、本郷のかけ離れた場所まで配達し、精限り根限り働いて、それで....