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河西
「河西〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
河西の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
。大連の病院を見に行ったとき、苦《くる》し紛《まぎ》れに、案内をしてくれた院長の
河西君《かさいくん》に向って、僕も一つ診察を願おうかなと云ったら、
河西君はとんだ....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
見惚れる。翁は丁寧に診察を終って、白や紫沢山の薬瓶が並んだ次の間に調剤に入った。
河西支庁の測量技手が人夫を連れて宿泊に来たので、余等は翁の隣室の六畳に移る。不図....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
は、またこのやからの有する特権でなければならぬ。住所なきところが即ち住所である。
河西の水草に見切りをつけたから、明日は河東の水草に稼《かせ》ごうとして、その勤務....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
うなものだ……番頭さん、これは、ぜんてえなんで織るのだね」 「へえ、これは支那の
河西《かせい》の名産でございまして、経糸《たていと》には羊の梳毛《すきげ》をつか....
「旗岡巡査」より 著者:吉川英治
、鷹揚に、 「あ、来たのか。向うへ通しておいてくんな」 行ってみると、綿問屋の
河西屋伝兵衛が、娘のお那珂を連れて、待っていた。 「専右衛門さん。こんな場所へお....
「学問ある蛙の話」より 著者:知里真志保
※日高国新冠郡 ホロカウンペッ(却流川)ホロカピポク(却流ノ岩陰川) ※十勝国
河西郡 ホロカレウケ(逆流ノ曲リ川) ※天塩国上川郡 ホロカナヨロ(却流ノ谷川)....