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河豚提灯
「河豚提灯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
河豚提灯の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
》から河豚《ふぐ》の提灯《ちょうちん》をみやげに持って来てくれたが、ちょうどあの
河豚提灯《ふぐちょうちん》のようにふくれている。あまりふくれ方が残酷なので眼は両....
「寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
席へゆくと話しながら通る二人づれの女、その一人は普通の提灯を持ち、ひとりは大きい
河豚提灯を持っているのを見た。その頃の新宿の夜はまだ暗かったのである。今日の新宿....
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
衛、大して度胸もない癖に、すぐ向《むか》ッ腹《ぱら》をたてる性質だから、たちまち
河豚提灯《ふぐちょうちん》なりに面《つら》を膨《ふく》らし、 「けッ、なにが伝兵....