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「油糟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

油糟の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
カインの末裔」より 著者:有島武郎
手《はで》なモスリンの端切《はぎ》れを買った。またビールの小瓶《こびん》を三本と油糟《あぶらかす》とを馬車に積んだ。倶知安《くっちゃん》からK村に通う国道はマッ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
来の僧を供養するを猜《そね》み、今日の供養は山海の珍物を尽されたが、ただなき物は油糟《あぶらかす》ばかりと悪口した。居士油を売って渡世するを譏《そし》ったのだ。....