沽却[語句情報] »
沽却
「沽却〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
沽却の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「細木香以」より 著者:森鴎外
めたらしい。前田家、上杉家等の貸附はほぼ取り立ててしまい、家に貯えた古金銀は概ね
沽却せられたそうである。しかし香以の豪遊は未だ衰えなかった。 香以はこの年江の....
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
一をのみ取得としておったことが日記の永正三年四月の条に見え、西園寺家でこの荘園を
沽却《こきゃく》しようとするから、その三分一の権利を三条西家に保留してあることを....