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「泊舟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

泊舟の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
突貫紀行」より 著者:幸田露伴
を発し、午後五時|寿都《すっつ》という港に着きぬ。此地《ここ》はこのあたりにての泊舟《はくしゅう》の地なれど、地形|妙《みょう》ならず、市街も物淋《ものさび》し....
別れたる妻に送る手紙」より 著者:近松秋江
面窶れがして、先刻洗って来た、昨夕の白粉の痕が青く斑点になって見える。「……万里泊舟天草灘……」と唯口の前だけ声を出して、大きく動かしている下腮の骨が厭に角張っ....
天草の春」より 著者:長谷健
がある。頼山陽の泊天草洋の詩碑である。 雲耶山耶呉耶越 水天髣髴青一髪 万里泊舟天草洋 煙横蓬窓日漸没 瞥見大魚波間跳 太白当船明似月 折角の詩碑が....