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法住
「法住〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
法住の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
ますか」 僧「あれは牛込の旗下飯島平左衞門様の娘で、先達て亡くなりまして、全体|
法住寺へ葬むる筈のところ、当院は末寺じゃから此方へ葬むったので」 新「あの側に並....
「奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
下の怨府となった。法皇は頼朝の来ってこれを伐たんことを御希望になる。義仲、法皇を
法住寺殿に囲み、ついにこれに逼り奉りて征東大将軍の宣旨を得て頼朝討伐の準備をする....
「法然行伝」より 著者:中里介山
えを起したということは無上の破格であった。 又後白河法皇の勅請によって、法然は
法住寺の御所に参り、一乗円戒を法皇に授け奉った。その時には山門寺門の学者達を召さ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ましょう。しかし、先は腕ずく、しかも大勢なので」 「小右京自身は」 「刃の下を、
法住寺ノ池の方へ、ひた走り逃げたようでしたが、あえない悲鳴が聞えました。ざんねん....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
者であり目撃者だから、おなじであるはずだが、細部ではずいぶん相違がある。たとえば
法住寺殿合戦の当日の記事でも、九条兼実の玉葉には「――十一月十九日、己酉、天陰ル....