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法制局
「法制局〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
法制局の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
が立憲〔議会〕制を、社会的に形式化形骸化したに対して、官僚的ファシズムは之を更に
法制局的に脱脂しようと企てる点にあるのである(この対立によって例えば内閣審議会・....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
である。まして勅令違反の嫌疑まで受けては、文部省もジッとしてはいられないだろう。
法制局に相談して見ると勅令違反にはならないそうだが、京大の法学部全体が一人残らず....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
連中は月の終りに首相と会見して、政府は機関説否定の声明をする気はないかとか、金森
法制局長官を罷免する考えはないかとか、一木枢府議長に対して何等か手続きを取る心算....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
も私と同じ意見を申し出た者が多かったろうと思う。そんな結果からか、田中文部大輔が
法制局へ転任して河野敏鎌氏が文部卿となり、九鬼氏がそれを輔佐せらるる事となった際....
「役人学三則」より 著者:末弘厳太郎
い。今まで××島支庁長をしていた人間を突然地方職業紹介事務局長にしたり、昨日まで
法制局で法規立案の形式的事務に従事していた人を産業行政の局長にするようなことは現....
「かくれんぼ」より 著者:斎藤緑雨
でも嫌われるはずはござらぬこれすなわち女受けの秘訣色師たる者の具備すべき必要条件
法制局の裁決に徴して明らかでござるとどこで聞いたか氏も分らぬ色道じまんを俊雄は心....
「小知恵にとらわれた現代の法律学」より 著者:末弘厳太郎
ち主にやらせてもうまくいくわけがない。そうしてその案がやがて同じく知恵一点張りの
法制局あたりをまわった上議会を通過する、これではたしていい法律ができるでしょうか....