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法味
「法味〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
法味の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
みたる僧にやありけん、よきみぎりの入堂なるかな、ここに歴劫《りゃくこう》不思議の
法味あり、まず天地の間に七十二候とて時の移るに応じ、物の変り行く奇特を申さん。田....
「一九三七年を送る日本」より 著者:戸坂潤
人気、とは政局に於けるこの合法的通常味のおかげであったのである。だが他方、この合
法味や通常性の政治的形式の下に盛られた社会機構内容そのものは、却ってその反対な実....