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法治主義
「法治主義〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
法治主義の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
である。氏によると、今日政治的自由主義はすでにその役割を終えた、というのである。
法治主義たる自由主義的国家理論は、国家を社会から出来るだけ引き離し、国家なるもの....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
命を発揮する所以である。」五、「我国憲法の根本原則は君民共治でもなく三権分立でも
法治主義でもなくして一に天皇の御親政である。」六、議会は「天皇の御親政を、国民を....
「役人学三則」より 著者:末弘厳太郎
て規準を与え、彼らの行動をして公平ならしめることを目的とするものである。すなわち
法治主義の根本要求に適応するため官吏の専恣的行動を抑制するために制定されたものが....
「役人の頭」より 著者:末弘厳太郎
「
法治主義」の研究は、現代の国家および法律を研究せんとする者にとって、きわめて大切....
「嘘の効用」より 著者:末弘厳太郎
たるべし」これが近代人一般の国家社会に対する根本的要求です。そうして、いわゆる「
法治主義」は、実にこの要求から生まれた制度です。
法治主義というのは、あらかじ....
「小知恵にとらわれた現代の法律学」より 著者:末弘厳太郎
てゆきます。この平等思想が裁判制度の上に現われたのは何かというと、それはいわゆる
法治主義です。
法治主義はこれを最もひらたくいえば一種の物差しのようなものです。あ....
「法学とは何か」より 著者:末弘厳太郎
ることができないからである。 四 この点で先ず第一に気づくことは、現代の国家が
法治主義的にできており、裁判はもとより行政一般が
法治主義的に行われていることであ....