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法統
「法統〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
法統の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「出家とその弟子」より 著者:倉田百三
僧三 頼りに思う御子息|善鸞様はあのようなふうでございますしね。 僧一 当流の
法統を継ぐべき身でありながら、父上におそむきあそばすとは浅ましい事でございます。....
「科学論」より 著者:戸坂潤
として採用する。 物理学的範疇にまで具体化され特殊化せられた物質は、物との弁証
法統一を実証するものであって、数学に於ては断続から出発して連続(及び無限乃至超限....
「嘘の効用」より 著者:末弘厳太郎
つき」の規準を作り、その結果「嘘からまこと」ができたわけなのです。諸君は試みに司
法統計のうち「嬰児殺」の部をあけてごらんなさい。今の検事がこの点についていかに多....
「文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
は疑問であるが、一説には朝鮮へ留学したのだともいう。ともかく、『算学啓蒙』、『算
法統宗』等の書物が伝わり、これを基礎として日本の数学は起こることとなった。実は経....
「法然行伝」より 著者:中里介山
《ししんでん》に請じて天皇、皇后共に円戒を受けられたという前例がある。法然上人は
法統から云えば慈覚大師より九代の法孫に当る。法然一平僧の身を以てこの重大事の勅命....