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法験
「法験〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
法験の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「邪宗門」より 著者:芥川竜之介
に堕ちようず衆生《しゅじょう》を救うてとらさんため、老衲《ろうのう》自らその方と
法験《ほうげん》を較べに罷《まか》り出《いで》た。たといその方の幻術がよく鬼神を....
「武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
指す場合また少からざるなり。金沢『称名寺文書』に、 当寺祈祷事、蝦夷已静謐之間、
法験之至、殊感悦候、謹言 文保二年五月二十一日 高時(花押) 称名寺長老....
「奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
して幕府も容易にこれを鎮定する能わず、社寺に静謐を祈祷して文保二年のころいったん
法験を見た(『称名寺文書』)と思ったのも束の間で、元亨・正中より嘉暦に渉ってさら....