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「泝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

泝の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
恋を恋する人」より 著者:国木田独歩
お正《しょう》の身の上の不幸を箱根細工の店で聞かされたので、不快に堪えず、流れを《さかのぼ》って渓《たに》の奥まで一人で散歩して見たが少しも面白くない、気は塞....
古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
〕許己巨渠去居挙虚拠※興・木乙類 └〔濁音〕碁其期語馭御 ┌〔清音〕蘇蘓宗素祖巷嗽・十麻磯追‐馬甲類 │〔濁音〕俗 ソ┤ │〔清音〕曾層贈増僧憎則賊所....
蓮香」より 著者:田中貢太郎
桑生は州の生れであって、名は暁、字は子明、少い時に両親に死別れて紅花埠という所に下宿....
『尚書』の高等批評」より 著者:白鳥庫吉
の地を含めるに見、一方この地方の知られたるは春秋時代なるに見ば、兎に角周時代までらせ得べきには非ざる也。 もしこの臆説を眞とせば、次に考ふべきはこの思想は支....
芸術と数学及び科学」より 著者:三上義夫
算学発達上の早い時代からのものであることが知られるのである。 岩本梧友の『勾股原』は安永八年(一七七九)の作であるが、この書中には算法の額を云々したというこ....
西航日録」より 著者:井上円了
に足る。ことに水清く山緑にして、わが国の山水に接するがごとし。ゆえに、 探勝春余澗流、瑞湖風色入吟眸、水清樹緑山如活、始見泰西日本州。 (風景のすぐれた地に春....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
洋館並立す。その州外に着するや、岸頭にわかに市を成し、その声囂々たり。 広東一路。 (広東への路は珠江をさかのぼる。船を住まいとする幾万艘をみつつ行く。ともづ....
黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
名となったものであろう。 七月三十一日。午前六時三十五分、劒沢の岩屋出発。劒沢をり、八時十三分、長次郎谷の出合。大なる羚羊を見る。十時、別山裏の平地に達し、小....