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波羅奈国
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
る、舅に就いて学問甚だ通じければ会《え》を作《な》してその美を顕揚せんと一弟子を
波羅奈国に遣わし輔相に謀り会資として珍宝を得んとす、その弟子中道で人が仏の無量の....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
多くの場合に訳経の竜と相通ずる奴だ(後に弁ずるを読まれよ)。『賢愚因縁経』四に、
波羅奈国の人苦心して七瓶金を蓄え、土中に埋み碌《ろく》に衣食せず病死せしが、毒蛇....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
末を述べたものだ。この話の根本らしいのが仏経にある。 『雑宝蔵経』八にいわく、昔
波羅奈国の梵誉王、常に夜半に塚間に咄王咄王と喚《よ》ぶを聞く、よく聞くと一夜に三....