泣立てる[語句情報] » 泣立てる

「泣立てる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

泣立てるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
二、三羽――十二、三羽」より 著者:泉鏡花
餌を、親は嘴に銜えているのである。笊の中には、乳離れをせぬ嬰児だ。火のつくように泣立てるのは道理である。ところで笊の目を潜らして、口から口へ哺めるのは――人間の....
お住の霊」より 著者:岡本綺堂
。この途端に抱寝していた小児が俄に魘えて、アレ住が来た、怖いよゥと火の付くように泣立てる。ようよう欺し賺してその晩は兎もかく寝付きましたが、その翌る晩も右の散し....