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泥絵の
「泥絵の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
泥絵のの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊の自筆」より 著者:田中貢太郎
が、皿鉢|盗人《どろぼう》は承知と見えて、それっきり何も云わない、云わない筈さ、
泥絵の絵具を塗ったように、金襴手の上薬がぼろぼろこぼれるという二分もしない皿鉢さ....
「澪標」より 著者:外村繁
顔に濃く白粉を塗り、唇がまっ赤である。そう言えば、このカッフエ全体が、色彩の強い
泥絵の感じである。 「君も、一つ」 「おおきに」 私は女給に台つきカップを差し....
「鼓の音」より 著者:田中貢太郎
中高にとろりと湛えて、客を乗せた一|艘の猪牙船が大川の方へ出ようとして、櫓の痕を
泥絵の絵具のように一筋長く印しているのが見えた。両国橋の上あたりで一羽の鳶が低く....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
い。 ここは、しいんと、冷やッこい。うす暗い中庭を抱いたどの部屋も、剥落した金
泥絵の襖だの、墨絵の古びたのばかりである。奥の方で、喘息もちらしい咳の声がして、....