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洋島
「洋島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
洋島の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
して公宴を張る所多しと。大抵|族霊《トテム》たる動物を忌んで食わぬが通則だが、南
洋島民中に烏賊《いか》を族霊としてこれを食うを可《よ》しとするのもある(『大英類....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
はじめ》だと見ゆ。 帽蛇《コブラ》(第四図)は誰も知るごとく南アジアからインド
洋島に広く産する蛇で、身長六フィート周囲六インチに達し、牙に大毒あるもむやみに人....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ラン・ウータンを専ら猩々と心得るに及んだのだ。オランは支那になく、たまたまインド
洋島にあるを見聞し、海中諸島に産すというところを、例の文体で海中に出づと書いた支....
「労働者農民の国家とブルジョア地主の国家」より 著者:宮本百合子
清戦争によって台湾を奪い、日露戦争によって樺太を奪略し、ヨーロッパ戦争によって南
洋島その他を新たな搾取の材料として来た。そして国内では殖民地の労働者よりもひどい....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
群書を渉猟して見るまでもなく、我々の酒がもと入用に先だって醸されたこと、全然太平
洋島民のクヴァも同じであったことは、今なおこれを記憶する人があるくらいである。そ....