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洋本
「洋本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
洋本の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
骨 是本名也 讃岐平民 慶応三年正月生 電話小石川 二六九番 新著和本出版半狂堂
洋本出版有限社主人 発行所 東京市本郷区向ヶ丘弥生町二番地 有限社 振替東京二八....
「蒲団」より 著者:田山花袋
の頻繁な道路があって、がやがやと往来の人やら子供やらで喧しい。時雄の書斎にある西
洋本箱を小さくしたような本箱が一閑張の机の傍にあって、その上には鏡と、紅皿と、白....
「惜別」より 著者:太宰治
て、もっと大きいもののような気がする。或いは、藤野先生がよくおっしゃっていた「東
洋本来の道」とかいうものが、それに当っているのかも知れないが、どうもよくわからな....
「連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
に「わかる」見込みはなかなか容易にはなさそうである。そうしてみると結局日本人の西
洋本位思想が少しでも減退してほんとうの国民的自覚が勃興《ぼっこう》しない限り、連....
「書籍の風俗」より 著者:恩地孝四郎
うまでもないが、一応は述べなければならないことだ。日本はその過去の本に於ては、西
洋本と甚だ異る綴本装幀をもっている。巻物形式までは略同様であったが、綴本形式にな....