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洋船
「洋船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
洋船の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
となどかは嘆くわれを生みし
国土日本とこしへの母
日本近くなった太平
洋船中での私の感懐であります。
帰って丁度一年目の大正十年三月、私共は夫妻共著....
「加利福尼亜の宝島」より 著者:国枝史郎
その日の宵のことであった。 船中|寂として声もない。 二本|帆柱の大船で、南
洋船と和船とを折衷したような型である。 鋭い弦月が現われて、一本の帆柱へ懸かっ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
そのほか、豪州中タスマニア州および西豪州紀行あれども、記事の都合にて、「南インド
洋船中日記」に入る。 明治四十四年五月十六日、晴れ。午前十時寓所を去り、ホワイ....