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洞簫
「洞簫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
洞簫の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日本楽器の名称」より 著者:寺田寅彦
ラビアの四弦の胡弓にシェルシェンクというのがあるのも妙である。 (尺八) シナの
洞簫、昔の一節切、尺八、この三つが関係のある事は確実らしい。足利時代に禅僧が輸入....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ではない、そのいずれでもない、普化禅師に法を受けた張伯というものがあって、これが
洞簫《とうしょう》――今でいう尺八を好くし、普化禅師の用いた鈴の代りにその
洞簫を....
「雑記(Ⅰ)」より 著者:寺田寅彦
ある。蘇莫者の事は六波羅密経に詳しく書いてある。聖徳太子が四十三歳の時に信貴山で
洞簫を吹いていたら、山神が感に堪えなくなって出現して舞うた、その姿によってこの舞....