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津久
「津久〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
津久の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「香魚の讃」より 著者:佐藤垢石
奔馬のように峡谷を走っている。中にも、甲州地内猿橋から上野原まで、また相州地内の
津久井の流水に棲む鮎は、驚くほど形が大きい。それを、激流に繋いだ軽舟の上から、三....
「わが童心」より 著者:佐藤垢石
利根川端の崖路を、前橋へ使いに走らせられたことがあったのを記憶している。相生町の
津久井医院へ、病母の薬貰いであったかも知れぬ。 晩秋の夕|陽が、西の山端に近づ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
来たのであった。この大名は、日ごろの競争者で薩摩に名高い中将|斎彬の弟にあたる島
津久光がすでにその勢力を京都の方に扶植し始めたことを知り、さらに勅使|左衛門督大....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
かった。同じ公武合体の熱心な主唱者の一人で、しばらく沈黙を守っていた人に薩摩の島
津久光もある。この人も本国の方でのイギリス艦隊との激戦に面目をほどこし、たとい敵....
「古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
どうと下界に向かってくだっておいでになりました。そのまっさきには、天忍日命と、天
津久米命という、よりすぐった二人の強い神さまが、大きな剣をつるし、大きな弓と強い....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
二十五歳 坂本竜馬 三十三歳 山内容堂 四十歳 徳川慶喜 三十歳 島
津久光 五十歳 毛利元徳 二十八歳 鍋島閑叟 五十四歳 小栗上野 ....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
士の鎮撫《ちんぶ》に藉《か》るが、実はこれを煽動《せんどう》するものであると、島
津久光《しまづひさみつ》公に告口《つげぐち》した。公はこれを聞かれて非常に怒られ....
「新撰組」より 著者:服部之総
、伏見寺田屋事件をかえりみるのが近道だろう。 幕政改革をめざす折衷派の盟主|島
津久光《しまづひさみつ》が上洛するその直前をねらって、七百の同志をもって伏見と江....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
かも知れぬが、わたくしはまだ見るに及ばない。寿蔵碑には、浦賀、大磯、大山、日向、
津久井県の地名が挙げてある。大山は今の大山|町、日向は今の高部屋村で、どちらも大....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
とも思われぬのである。比較はどこまでもして見なければならぬ。東京の近くでは相州の
津久井の山村などが、どこでもタケニ草をササヤケといっている。即ち遠くから見てこの....
「山の人生」より 著者:柳田国男
あった。隠れ座頭は弘く奥羽・関東にわたって、巌窟の奥に住む妖怪と信ぜられ、相州の
津久井などでは踏唐臼の下に隠れているようにもいっていた。すなわち普通の人の眼に見....