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活栓
「活栓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
活栓の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「笑う唖女」より 著者:夢野久作
《おと》すと、指の先で無雑作に抓み取りながら注射器の中へポロポロとヒネリ込んだ。
活栓《かっせん》と針を手早く添えて、中味の液体をシーソー式に動かすと、薬の残りを....
「人工心臓」より 著者:小酒井不木
るだろうと考えたのです。全身をめぐって来た大静脈の血液を喞筒の中へ受取り、これを
活栓によって大動脈に送り出すという極めて簡単な原理で人工心臓が出来上ります。
活栓....
「誰が何故彼を殺したか」より 著者:平林初之輔
揚《すいあげ》ポンプの装置をした井戸であった。 彼女は、薬缶の口から、ポンプの
活栓《かっせん》のところへ熱湯を注ぎこんで、ポンプの梃子《てこ》を押しはじめた。....