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活画
「活画〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
活画の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「後世への最大遺物」より 著者:内村鑑三
画人《えかき》が書いてもアノようには書けぬというように、フランス革命のパノラマ(
活画)を示してくれたものはこの本であります。それでわれわれはその本に非常の価値を....
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
もの》あり。池に金魚あり。枯木《こぼく》に寒鴉《かんあ》あり。自然はこれ一幅の大
活画《だいかつが》なりと。どうだ君も画らしい画をかこうと思うならちと写生をしたら....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
/″\明滅する。縁にかけたり蹲んだりして、子供は黙って見とれて居る。
斯涼しい
活画を見て居る彼の眼前に、何時とはなしにランプの明るい客間があらわれた。其処に一....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
幻怪きわまる言語と服装と女子供と海産物とが、じつに縦横に無秩序に交錯する「北海の
活画」である。 また或る頁。 掘割りにそって曲りくねった、ボルスガアドのでこ....