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活躍
「活躍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
活躍の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「惜みなく愛は奪う」より 著者:有島武郎
返し繰り返し往来するのを一番便利とする。そしてそこには進歩とか創造とかいう動向の
活躍がおのずから忌み避けられなければならない。 私の生活が平安であること、そし....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
の魅力は失われましたが、二十年来の経験に基づき、特に第二次欧州戦争に乗じ、独特の
活躍をなしつつあるソ連の実力は絶対に軽視できません。第二は米州であります。合衆国....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
、意味ありげににやにや笑っている半裸体の東洋人があった。 それこそ先程からの大
活躍を続けていた川上機関大尉であった。もちろんあの怪記号も、彼がやった仕事であっ....
「明治十年前後」より 著者:淡島寒月
(条野採菊)に指を屈しなければならない。魯文は、『仮名読新聞』によって目醒ましい
活躍をした人で、また猫々道人とも言ったりした。芸妓を猫といい出したのも、魯文がは....
「映画と民族性」より 著者:伊丹万作
り、それが立派な洋館に住み、洋服を着て椅子に腰掛け、動けば雄大なる構想をもつて大
活躍を演ずるというのが彼らのいう外地向きの映画なのだ。このような映画の作れる人は....
「暗号数字」より 著者:海野十三
帆村探偵現る ちかごろ例の青年探偵|帆村荘六の
活躍をあまり耳にしないので、先生一体どうしたのかと不審に思っていたところ、某方面....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
士の興味を湧かさした原因の一つである。殊に一番人気のある信乃を主役として五犬士の
活躍するは、大塚を本舞台として巣鴨・池袋・滝の川・王子・本郷に跨がる半円帯で、我....
「明治哲学界の回顧」より 著者:井上哲次郎
受けてよほど打撃は受けていたけれども、それでも有力な人がそれぞれその範囲において
活躍しておったのである。たとえば福田|行誡《ぎょうかい》、原坦山、島地黙雷、南条....
「明治哲学界の回顧」より 著者:井上哲次郎
、紹介的に煩瑣なる羅列を試み、鸚鵡《おうむ》的にくり返すというような状態で、真に
活躍したる哲学的精神の甚しく欠乏したことに驚かざるを得ないのである。殊に、宗教や....
「遠野の奇聞」より 著者:泉鏡花
けるなり。あえて活かし描けるものと言う。しからざれば、妖怪変化豈得てかくのごとく
活躍せんや。 この書、はじめをその地勢に起し、神の始、里の神、家の神等より、天....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
に読んで聞かせたそうだ。二葉亭の露西亜語は日露の衝突を予想しての国家存亡の場合に
活躍するための準備として修められたのだから、「君は支那公使となれ、我は露国公使と....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
慨あるものは、自国を遊園とし、海外を工場とし、よろしく遠く天涯万里に向かって雄飛
活躍せざるべからず。国運発展の道も、けだしここにあらんと信ず。 もしこの瑣々た....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
けた。こうした学生運動をやる一面、私はボートを漕ぎ、相撲をとり、運動部員としても
活躍して、各科対抗のボート・レースには政経科の選手として出場、勝利をおさめ、ボー....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
うに八方へ伸びていく聯合紙器の未来図を描くのに忙しいのだ。私の後進たちが、存分に
活躍できる舞台を用意するのがこれからの仕事でもあろう。私は農家の一少年として生ま....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
ポレオン着任当時のイタリア軍の状態は甚だ不良で、ナポレオンがその天性を発揮して大
活躍をしても整理は容易な事でなかった。 ナポレオン着任当時、マッセナはゼノバに....