派手者[語句情報] » 派手者

「派手者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

派手者の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
男女交際より家庭生活へ」より 著者:宮本百合子
くのだ、と云う、確信があるからなのです。非常な富豪とか、又、一部の交際社会、所謂派手者の間では、親から財産を分与され、二十一で、お雛様のような結婚をする男もない....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
に――その風俗が四十位の女の人がしていておかしくないほど、パラリとした顔立ちの、派手者《はでしゃ》だった。 秀造さんは私の老母《はは》にいわせると、伊井蓉峰《....
芳川鎌子」より 著者:長谷川時雨
爵故|曾禰荒助《そねあらすけ》氏の息で、若く華やかな貴公子連の間にも名高い、寛濶派手者《かんかつはでしゃ》で、花柳界に引張り凧《だこ》のお仲間であった。 鎌子....