流され人[語句情報] » 流され人

「流され人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

流され人の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
つづいた。 その雨量も驚かれるばかりである。車軸を流すという形容もおろか、馬も流され人も漂い、軍器も食糧もみな水漬いてしまう。いや仮屋もたちまち水中に没し、山....
私本太平記」より 著者:吉川英治
伝馬の背やら箱輿で、続々、遠流になって行ったのだった。多い日には、二つも三つもの流され人を都の庶民は目撃していた。 そのうち、おもなる人々だけを挙げても。 ....