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「流音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

流音の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
通りの部屋といっては、一つも持合せがなかった。だが、ホテルの主人は、この名高い女流音楽家をほかの宿屋にとられることが、どれだけ自分の店の估券にかかわるかをよく承....
朝やけ」より 著者:豊島与志雄
だが、戦災でピアノを焼き、こんど新らしいのを中野の店から買うことになった。その女流音楽家が、ビールが好きなので、喜久子の店へ案内して飲ましてやった。ただそれだけ....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
通じて、申し込みがある。女性がたゆえ、大いに歓迎申したく思うが、町長寄贈の町の女流音曲家もすでに来ている所へお通しして、後に、淑女がたの父君や父兄からそれと同一....