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「浅井長政〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

浅井長政の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
姉川合戦」より 著者:菊池寛
原因 元亀元年六月二十八日、織田信長が徳川家康の助力を得て、江北姉川に於て越前の朝倉義景、江北の浅井長政の連合軍を撃破した。これが、姉川の合戦である。 この合戦、浅井及び織田....
賤ヶ岳合戦」より 著者:菊池寛
合せざらしめん為には、此処の要害最も厳重にしなければならぬ」と云った。秀吉はかの浅井長政との合戦以来、江州には長く住んで居て、地理にも下情にも通じて居るので、忽....
山崎合戦」より 著者:菊池寛
あまりに率直な自信のある行動が自分の知らぬ裡に、人の恨みを買うように出来ている。浅井長政なと、可なり優遇して娘婿にしたのにも拘わらず、朝倉征伐に行ったときその背....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
武将の面影ではある。織田信長にしては面長《おもなが》な、太閤秀吉としては大柄な、浅井長政にしては鬚髯《しゅぜん》がいかめし過ぎる。 そうだ、桔梗の紋が示してい....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
秀吉の後半生の閨門を支配して、その子孫を血の悲劇で彩《いろど》らしめた。いったん浅井長政の妻となって、浅井氏亡ぶる時に里へ戻された信長の妹お市の方は、美男として....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
山《みかみやま》、近江富士ともいう、田原藤太が百足《むかで》を退治したところ――浅井長政の小谷《おだに》の城、七本槍で有名な賤《しず》ヶ岳《たけ》。うしろへ廻っ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
よ。小谷の方と淀君の少女時代につかえた盲目の按摩、遊芸の上手が、信長の妹お市が、浅井長政の妻となり、兄の裏切りで良人を攻めほろぼされ、息子をころされ、清洲城にこ....