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浅野内匠頭
「浅野内匠頭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
浅野内匠頭の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或日の大石内蔵助」より 著者:芥川竜之介
の明《あかる》みを、右の端から左の端まで画の如く鮮《あざやか》に領している。元|
浅野内匠頭《あさのたくみのかみ》家来、当時|細川家《ほそかわけ》に御預り中の大石....
「吉良上野の立場」より 著者:菊池寛
っと思いながら、ちらっと見ると、 「吉良上野介殿とお見受け申します。われわれは元
浅野内匠頭の家来――大石内蔵助良雄以下四十六名の者でありますが、先年は不慮のこと....
「口笛を吹く武士」より 著者:林不忘
で呟いていた。 「清水一角、とはこれ、世を忍ぶ仮りの名。何を隠そう、じつを申せば
浅野内匠頭長矩家来――などということに、そのうちおいおいなりそうですな、この分で....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
の人が芝居や浄るりや、あるいは稗史《はいし》でよく知っている。もっとも朝散太夫|
浅野内匠頭長矩《あさのたくみのかみながのり》、即ち忠臣蔵の塩冶判官《えんやはんが....
「四十八人目」より 著者:森田草平
うとして、そのたびにようようの思いで喰いとめた。 二 去年三月主君|
浅野内匠頭、殿中にて高家の筆頭|吉良上野介を刃傷に及ばれ、即日芝の田村邸において....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
赤穂《あこう》の義士と唱えり。大なる間違いならずや。この時日本の政府は徳川なり。
浅野内匠頭《あさのたくみのかみ》も吉良上野介も浅野家の家来もみな日本の国民にて、....