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浙
「浙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
浙の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「奇遇」より 著者:芥川竜之介
、支那漫遊記、支那仏教遺物、支那風俗、支那人気質、燕山楚水《えんざんそすい》、蘇
浙小観《そせつしょうかん》、北清《ほくしん》見聞録、長江《ちょうこう》十年、観光....
「西湖の屍人」より 著者:海野十三
界が狭く、窓下を覗くことも叶わなかった。 この室は、漢于仁の故郷であるところの
浙江省は杭州の郊外、万松嶺の上に立つ、直立二百尺の楼台のうちにあって、しかもその....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
ものがあった。「比律賓第四飛行聯隊の主力は、オロンガボオ軍港を脱出し、中華民国|
浙江省西湖に集結せるものの如く、而して此後の行動は、数日後を期して、大阪|若は東....
「運命」より 著者:幸田露伴
到ると、 古徳と与に同じうせんと欲す。 去年は 淮楚に客たりき、 今は往かんとす
浙水の東。 身を竦てゝ 雲衢に入る、 一錫 游龍の如し。 笠は衝く 霏々の霧、 ....
「牡丹灯記」より 著者:田中貢太郎
元の末に方国珍という者が
浙東の地に割拠すると、毎年正月十五日の上元の夜から五日間、明州で燈籠を点けさした....
「愛卿伝」より 著者:田中貢太郎
。 それは元の至正十七年のことであった。その前年、張士誠が平江を陥れたので、江
浙左丞相達織帖睦邇が苗軍の軍師|楊完という者に檄を伝えて、江
浙の参政の職を授け、....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
いうのは、その理屈が判らないと著者も言っています。 小奴 天祐丙子の年、
浙西の軍士|周交が乱をおこして、大将の秦進忠をはじめ、張胤ら十数人を殺しました。....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
のでございます。云々」(山居新話) 道士、潮を退く 宋の理宗皇帝のとき、
浙江の潮があふれて杭州の都をおかし、水はひさしく退かないので、朝野の人びとも不安....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
贓品という意である。 一寸法師 元の至元年間の或る夜である。一人の盗賊が
浙省の丞相府に忍び込んだ。 月のうす明るい夜で、丞相が紗の帷のうちから透かして....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
天下大いに乱れて、一時は群雄割拠の時代を現じましたが、そのうちで方谷孫というのは
浙東の地方を占領していました。そうして、毎年正月十五日から五日のあいだは、明州府....
「惜別」より 著者:太宰治
「それは、あなたがこの国土を愛し過ぎているから、そんな不満を感じるのです。僕は
浙江省の紹興に生れ、あの辺は東洋のヴェニスと呼ばれて、近くには有名な西湖もあり、....
「五通」より 著者:田中貢太郎
。そして、北方の狐の祟りは、なおいろいろのことをして追いだすことができるが、江蘇
浙江地方の五通に至っては、民家に美しい婦があるときっと己の所有として、親兄弟は黙....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
元の末には天下大いに乱れて、一時は群雄割拠の時代を現出したが、そのうちで方谷孫というのは
浙東の地方を占領していた。彼は毎年正月十五日から五日のあいだは、明州府の城内に元....
「幸福な家庭」より 著者:井上紅梅
りと囲んでいるにもせよ、まさか空気を遮断することは出来まい。つまり駄目だ! 江蘇
浙江は毎日戦争の防備をしているし、福建と来たらなおさら盛んだ。四川、広東は? ち....
「魯迅さん」より 著者:内山完造
その後魯迅はひじょうに圧迫を受けるようになった。蒋介石は自分の名前を出さないで、
浙江省の警察署長の名前で魯迅の捕縛命令を出させ、
浙江省の名前において、魯迅の書い....