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浙江省
「浙江省〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
浙江省の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「西湖の屍人」より 著者:海野十三
界が狭く、窓下を覗くことも叶わなかった。 この室は、漢于仁の故郷であるところの
浙江省は杭州の郊外、万松嶺の上に立つ、直立二百尺の楼台のうちにあって、しかもその....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
ものがあった。「比律賓第四飛行聯隊の主力は、オロンガボオ軍港を脱出し、中華民国|
浙江省西湖に集結せるものの如く、而して此後の行動は、数日後を期して、大阪|若は東....
「惜別」より 著者:太宰治
「それは、あなたがこの国土を愛し過ぎているから、そんな不満を感じるのです。僕は
浙江省の紹興に生れ、あの辺は東洋のヴェニスと呼ばれて、近くには有名な西湖もあり、....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
波国人善聴、その他を合わせてすべて二十四人であった。泉州は福建省に、台州・衢州は
浙江省に、竇州・藤州は広西省にある。胡国は西域の汎称に用いられ、崑崙国はコーチン....
「三国志」より 著者:吉川英治
く陣門の衛将が、名を糺すに答える声が、遠くながら聞えてきた。 「これは呉郡富春(
浙江省・富陽市)の産で、孫堅、字は文台という者です。古の孫子が末葉であります。官....
「三国志」より 著者:吉川英治
にしろ、兵法で有名な孫子の末孫ですから」 「孫子の末裔だと」 「はい、呉郡富春(
浙江省・富陽市)の産で、孫、名は堅、字は文台と申し、南方ではなかなか名の売れてい....
「三国志」より 著者:吉川英治
後図の治安は治安として、自身は征馬を南へすすめていたのである。 その頃、呉郡(
浙江省)には、 東呉の徳王 と、自ら称している厳白虎が威を揮っていたが、孫策....
「魯迅さん」より 著者:内山完造
その後魯迅はひじょうに圧迫を受けるようになった。蒋介石は自分の名前を出さないで、
浙江省の警察署長の名前で魯迅の捕縛命令を出させ、
浙江省の名前において、魯迅の書い....