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「浜荻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

浜荻の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
心中浪華の春雨」より 著者:岡本綺堂
園六三郎と、かしくと、十右衛門と、その三つの事件を一つに組み合わせて、八重霞浪華浜荻《やえがすみなにわのはまおぎ》という新浄瑠璃をその月の二十六日から興行するこ....
歌行灯」より 著者:泉鏡花
やっと居直って、女房を見た、色が悪い。 十 「そうさ、いかに伊勢の浜荻だって、按摩の箱屋というのはなかろう。私もなかろうと思うが、今向う側を何んと....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
永四年(1707)出版の『伊勢参宮按内記《いせさんぐうあんないき》』巻之下には「浜荻《はまおぎ》(三津村の南の江にあり) 片葉の芦《あし》の常の芦にはかはりたる....
オシラ神に関する二三の臆説」より 著者:喜田貞吉
、あまり多く紹介せられておらぬかに見受けられる。所変れば品変る、難波の芦は伊勢の浜荻だなどと、いまさら事新しゅう言うまでもないが、もとは同一根原のものであっても....