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浮き出づ
「浮き出づ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
浮き出づの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「多神教」より 著者:泉鏡花
です。あれを御覧。(空ざまに取って照らすや、森々たる森の梢一処に、赤き光|朦朧と
浮き出づるとともに、テントツツン、テントツツン、下方かすめて遥にきこゆ)……見え....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
に自ら掌らす夜の空より、
優しく赫く影を流して、
顫ふ波を眺めまし、
その波間に
浮き出づる
群を照させ給へ。
美しきルナの神よ。いかにもして仕へまつらん。
ただ....