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浮き名を流す
「浮き名を流す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
浮き名を流すの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
縛っちまうぞ」 嚇されて、二人も争う術《すべ》がなかった。かれらは権田原心中の
浮き名を流す機会を失って、おめおめと庄太に追い立てられて行った。 これで先ず一....
「源氏物語」より 著者:紫式部
作られるのである。女御や更衣といってもよい人格の人ばかりがいるわけではないから、
浮き名を流す者はあっても、破綻を見せない間は宮仕えを辞しもせずしていて、批難すべ....