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海幸
「海幸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
海幸の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
除《ふつじょ》し、不成功なるごとに罪を懺悔して改過し、尊奉絶えざるなり。しかるに
海幸《うみさち》を守る蛭子社を数町|乃至《ないし》一、二里も陸地内に合併されては....
「日本人の自然観」より 著者:寺田寅彦
浸潤しつつ日本人固有の海洋観を作り上げたものであろう。そうしてさらにまた山幸彦・
海幸彦の神話で象徴されているような海陸生活の接触混合が大八州国の住民の対自然観を....
「アイヌ神謡集」より 著者:作者不詳
nup tono yaieyukar. (1) isoeonkami.iso は
海幸,eonkami は……を謝す事. 鯨が岸で打ち上げられるのは,海の大神様が....
「古事記」より 著者:武田祐吉
ち、歌曲としての名稱を傳えているものの多いことは、この間の消息を語るものである。
海幸山幸の神話の如きも、原形は舞曲であつたのだろうが、のち獨立の説話として傳播し....
「古事記」より 著者:太安万侶
リの命、またの名はアマツヒコヒコホホデミの命でございます。 七、ヒコホホデミの命
海幸《うみさち》と山幸 ――西方の海岸地帶に傳わつた海神の宮訪問の神話で、異....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
きた大山寺、三輪明神、修験の大道場などを背景に、神領の領家として富んできた一族。
海幸、山幸にはめぐまれ、日野川に産する砂鉄は刀鍛冶にはなくてならない物であり、大....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
設計のようである。上代のワザヲギすなわち俳優というものの役がそれであったことは、
海幸彦・山幸彦の物語にもすでに見えている。昔話すなわち民間説話においては、我々の....