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海氷
「海氷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
海氷の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
る間に変ってゆく。 「オヤ、この氷罅のなかは、青い光じゃない。緑玉色をだすのは、
海氷じゃないか」 普通陸地の氷罅は、内部が美麗な青い光に染まっている。しかしこ....
「海豹島」より 著者:久生十蘭
なにをするのも懶《ものう》くなった。この年は、例年になく寒気がきびしかったので、
海氷の成長がいちじるしく、氷原の縁辺から海岸までは四浬以上もあり、島に行くには、....