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海津
「海津〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
海津の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「悪獣篇」より 著者:泉鏡花
八 先生は見ざる真似して、少年が手に傾けた件の畚を横目に、 「生憎、沙魚、
海津、小鮒などを商う魚屋がなくって困る。奥さんは何も知らず、銑太郎なお欺くべしじ....
「菎蒻本」より 著者:泉鏡花
まんざらでない跫音で、トントンと踏む梯子段。 「いらっしゃい。」と……水へ投げて
海津を掬う、溌剌とした声なら可いが、海綿に染む泡波のごとく、投げた歯に舌のねばり....
「灯明之巻」より 著者:泉鏡花
。その癖、夥間で評判である。 この岡惚れの対象となって、江戸育ちだというから、
海津か卵であろう、築地辺の川端で迷惑をするのがお誓さんで――実は梅水という牛屋の....
「川中島合戦」より 著者:菊池寛
軍旅の好期である。飯山に出でた謙信は、善光寺にも止らず、大胆不敵にも敵の堅城たる
海津城の後方をグルリと廻り、
海津城の西方十八町にある妻女山(西条山ともかく)に向....
「賤ヶ岳合戦」より 著者:菊池寛
木の本を本陣として羽柴秀長一万五干を以って固めた。其上に、丹羽五郎左衛門尉長秀を
海津口の押となし、長岡(後の細川)与一郎忠興を水軍として越前の海岸を襲わしめると....
「決戦川中島 上杉謙信の巻」より 著者:坂口安吾
を与えるに相違ないからである。 余の選定せる戦場は川中島。そこには敵の誇る要害
海津城がある。四囲の山と川を利用し、諸国の要塞の粋をとって築城したもので、当時は....
「残されたる江戸」より 著者:柴田流星
り、江戸ッ児のシンボルである。 釣りと網 寒鮒に始まって鯊釣り、鱚釣り、鯔、
海津など、釣りと網とは花に次いでの江戸ッ児の遊楽だ。 鮒は本所深川の池、堀、別....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
従の衣裳も、山伏の姿になっている。いわゆる海老蔵の弁慶なるものも押し出している。
海津《かいづ》の浦に着きにけり、でいっぱいに並ぶ。「いかに弁慶」から台詞《せりふ....
「斬られの仙太」より 著者:三好十郎
ように袴で拭きながら)ひどいものだな鞘に入らぬ、ハハ。 仙太 一ツ橋様が大津から
海津へお向いになったというのは本当ですかねえ? 水木 知らぬ。……誰から聞いた?....
「天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
ように袴で拭きながら)ひどいものだな鞘に入らぬ、ハハ。 仙太 一ツ橋様が大津から
海津へお向いになったと言うのは本当ですかねえ? 水木 知らぬ。……誰から聞いた?....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
せられている。もう忘れかかっているからその名称を採録しておかねばならぬ。岐阜県の
海津郡などで、ナマコと謂っているのがこの米の汁の普通の名であったらしい。淡路島で....
「埋もれた日本」より 著者:和辻哲郎
父小幡山城は、信玄の重臣で、『軍鑑』の著者に擬せられている高坂弾正とともに川中島
海津城を守っていた。弾正の没した時には景憲はようやく七歳であったが、事によると弾....