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「海陸風〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

海陸風の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
茶わんの湯」より 著者:寺田寅彦
気流の循環が、もっと大仕掛けに陸地と海との間に行なわれております。それはいわゆる海陸風と呼ばれているもので、昼間は海から陸へ、夜は反対に陸から海へ吹きます。少し....
海陸風と夕なぎ」より 著者:寺田寅彦
ル程度のものである。航空者特に自由気球にでも乗る人はこの事実を忘れてはならない。海陸風の原因が以上のとおりであるから、この風は昼間日照が強く、夜間空が晴れて地面....
夕凪と夕風」より 著者:寺田寅彦
くて調べなかったが、広島や大阪では、前記の地方的季節風が比較的弱くて、その代りに海陸風がかなり著しく発達している、そうして夕方から夜へかけては前者が後者と相殺す....
「茶碗の湯」のことなど」より 著者:中谷宇吉郎
んれん》し、また飛行家にとって重大な問題である突風の解釈にも導かれ、更に進んでは海陸風や山谷風、また大東亜の空を吹く季節風にまでも、拡張されて行くのである。 ....