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海髪
「海髪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
海髪の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「少年」より 著者:芥川竜之介
、生《なま》なましい色彩ばかりである。彼はその晩も膳の前に、一掴《ひとつか》みの
海髪《うご》を枕にしためじの刺身《さしみ》を見守っていた。すると微醺《びくん》を....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
。その皿に刺身のツマとして添えてあるのも、繊細をきわめたものばかりだ。細い緑色の
海髪。小さな茎のままの紫蘇の実。黄菊。一つまみの大根おろしの上に青く置いたような....