消火器[語句情報] » 消火器

「消火器〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

消火器の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
朱日記」より 著者:泉鏡花
十一時が読本の課目なんだ。 な、源助。 授業に掛って、読出した処が、怪訝い。消火器の説明がしてある、火事に対する種々の設備のな。しかしもうそれさえ気にならず....
クリスマス・カロル」より 著者:ディケンズチャールズ
を見た。そして、幽霊の自分の上に及ぼす勢力とその光とを朧げながら結び着けて、その消火器の帽を引っ奪って、いきなり飛びかかってそれを幽霊の頭の上に圧し附けた。 ....
肌色の月」より 著者:久生十蘭
いところに天井の裏側が見えた。三方はモルタルの壁で、綰《わが》ねたゴムホースや、消火器や油差などが掛かっている。頭のほうに戸口があって、そこから薄緑に染まった陽....
月世界跋渉記」より 著者:江見水蔭
のを見ると大変な恰好だ。 新式空気自発器 各自の家によくある赤く塗った消火器のような恰好をした円筒を背にかけ、その下端に続いている一条のゴム管を左の脇....