» 涌き上

「涌き上〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

涌き上の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
闖入者」より 著者:大阪圭吉
。けれども目的地に着いて、この地方の美しい夕方の風光に接すると、画家らしい情熱が涌き上って来て、心中の疑問も暫く忘れることが出来、早速|東室へやって来ると、この....
氷河」より 著者:黒島伝治
で懐手をしている資本家や地元の手先として使われているのだ。――と、反抗的な熱情が涌き上って来るのを止めることが出来なかった。それは彼ばかりではなかった、彼と同じ....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
どもがパンの神様をそろそろと 火を噴く穴の傍へ連れて行きますね。 深い底から高く涌き上がるかと見ると またその底までずっと沈んでしまって、 穴の口が暗く開いてい....
」より 著者:シュミットボンウィルヘルム
のだろう。まあ、己はなんというけちな野郎だろう。」 熱い同情が老人の胸の底から涌き上がった。その体は忽ち小さくなって、頭がぐたりと前に垂れて、両肩がすぼんで、....
世界漫遊」より 著者:ダビットヤーコプ・ユリウス
るウィインは鼻の先きにある。それを行って見ずに、ぐずぐずしていて、朝夕お極まりに涌き上がって来る、悲しい霧を見ているのである。実に退屈である。ドリスがいかに巧み....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
宝塔品という経文の中に、多宝塔(この宝塔の中には如来全身有す)という塔が地中より涌き上って空中に止まり、その中に多宝如来と釈迦仏とが並んで座せられる場面が書いて....