» 涌き出

「涌き出〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

涌き出の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
、六寸ばかりあらわれていたので、追っ手は剣をぬいて尾を斬ると、そこから忽ちに泉が涌き出して池となった。金龍池の名はこれから起ったのである。 発塚異事 三....
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
と言う叫びが、やや間を置いたところから聞えて、町家の庇合《ひあわい》から、急に涌き出したように現れた、二つ三つの提灯《ちょうちん》の光。 吉原冠りの若者は、....
十二支考」より 著者:南方熊楠
じゅ》するごとに座に登って聴く。死して寺側に埋めし上に白蓮花を生じ、花謝して泉水涌き出づ。白鶏泉と名づく(『大清一統志』二二四)。 諸国あまねく白鶏を殊勝の物....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
る。鶴見もまた迢空さんに誘われて、何かもう少しいってみたいと思う言葉が醸成され、涌き出して来るのを内心に感じている。 鶴見はここで、創造ということについていっ....
美の日本的源泉」より 著者:高村光太郎
民族の持つ美の源泉は実に深く、遠い。その涌き出ずる水源は踏破しがたく、その地中の噴き出口は人の測定をゆるさない。厳として....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
たりに 驚くべき泉を見出でつ。 その泉かつて掛けても思はざりし宝を、 たはやすく涌き出でしめむとす。 この事はおん身能く為し遂げ給はむ。 おん身の護の下に置か....
女の決闘」より 著者:オイレンベルクヘルベルト
生のいる場所からなるたけ遠く逃げようとしているのである。跡には草原の中に赤い泉が涌き出したように、血を流して、女学生の体が横わっている。 女房は走れるだけ走っ....
日本の伝説」より 著者:柳田国男
井戸だといっております。 伊都郡の野村という所などは、弘法大師が杖で突いてから涌き出したと伝わって、幅五尺ほどの泉が二十五間もある岸の上から落ちて、広い区域の....