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涙堂
「涙堂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
涙堂の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小さき者へ」より 著者:有島武郎
ているか、太洋《たいよう》の泡《あわ》の一つとなっているか、又は思いがけない人の
涙堂に貯《たくわ》えられているか、それは知らない。然しその熱い涙はともかくもお前....
「二つの道」より 著者:有島武郎
は、勇ましい者に障《さわ》られた時のごとく、堅く厳しく引きしめられて、感激の涙が
涙堂に溢れてくる。
いわゆる中庸という迷信に付随しているような沈滞は、このごと....