涙目[語句情報] »
涙目
「涙目〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
涙目の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
の様子も双方でよく知っていた。まだ総角の姫君に死別した悲しみに茫然となっていて、
涙目の人になっていると中納言のことの言われているのを聞いて中の君は、中納言の姉君....
「源氏物語」より 著者:紫式部
憎らしがった。縁起を祝う結婚の初めに、尼姿で同車して来たのさえ不都合であるのに、
涙目まで見せるではないかと蔑んだ。弁の感情がどう細かに動いているかも知らず、老人....
「源氏物語」より 著者:紫式部
通に異なった袖口の色も悪い感じはせず美しく思われた。尼夫人は昨日よりもまだひどい
涙目になって中将を見た。感謝しているのである。話のついでに中将が、 「このお家に....