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「涯分〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

涯分の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
謀叛論(草稿)」より 著者:徳冨蘆花
者は初心を点検して、書生にならねばならぬ。彼らは幸徳らの事に関しては自信によって涯分を尽したと弁疏するかも知れぬ。冷かな歴史の眼から見れば、彼らは無政府主義者を....
法然行伝」より 著者:中里介山
つき難い事を述べ、浄土の教門の事の理をきわめ言葉をつくして説き語り、 ただこれ涯分の自証を述ぶるばかりなり。またく上機の解行《げぎょう》を妨げんとにはあらず。....