液面[語句情報] »
液面
「液面〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
液面の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「殺人の涯」より 著者:海野十三
無気味だった。液体を掻きまわしている腕が気のせいか、何となく利かなくなるようだ。
液面に触れんばかりに顔を近づけていた警官がウムと呻った。私はドキンとした。なんだ....
「自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
は、蒸発皿である種の塩類の溶液を煮詰めて蒸発させる時に、溶液の干上がるに従って、
液面が周囲の器壁に接する境界線の所に、粉状の塩の土手ができる。それがやはり週期的....
「物理学実験の教授について」より 著者:寺田寅彦
の比重を測る時でも、毛管現象が如何に多大の影響を有するかという事を見せるために、
液面に石鹸の片を触れて比重系の浮上がる様を見せる事なども必要と思う。あるいは夏季....
「科学者と夜店商人」より 著者:海野十三
答えてバケツの中を指した。それは不思議な黒ずんだ色を持った液体であった。はじめは
液面は平かに静止していたがややあって、すこし表面波の小さいのが現れたと思うとポッ....