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「涼み客〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

涼み客の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
午市」より 著者:宮本百合子
市が立っている。通りはおのずから二条に岐《わか》れて、子供連れだの夫婦づれだのの涼み客が、植木や金魚桶をひやかしながら、ぞろぞろ潮のように動いて行くのである。 ....
京の夏景色」より 著者:上村松園
って、その灯かげが静かな河面に映って、それはそれは何とも美しいものでした。沢山の涼み客がその床几に腰をかけ扇子を使いながらお茶をすすったり、お菓子をつまんだり、....