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「涼州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

涼州の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
まば賊必ず自滅すべし、と言えり。また北狄《ほくてき》が漢地を犯せし時、太守宋梟、涼州学術少なし、故にしばしば反す、急に『孝経』を多く写させ家々習読せしめば乱たち....
十二支考」より 著者:南方熊楠
虎をトテムとし祀る巫《かんなぎ》が虎装して針医を兼ねたのだろ、支那でも東晋の李嵩涼州に牧だった時、微行すると道側の虎たちまち人に化けて西涼君と呼んだ、弧《きゆみ....
三国志」より 著者:吉川英治
て、 「漢の天下、内官の弊悪にみだれ、万民みな塗炭の苦しみをうく。しかるに、汝は涼州の一|刺史、国家に一寸の功もなく、ただ乱隙をうかがって、野望を遂げんとし、み....
三国志」より 著者:吉川英治
られた」 との飛報を聞くと、愕然、騒ぎだして、都の討手が着かないうちに、総勢、涼州方面へ落ちてしまった。 呂布は、第一番に、※塢の城中へ乗込んだ。 彼は、....
三国志」より 著者:吉川英治
ところだ」と、正直に云った。 「こうなさい――」荀攸は立ちどころに献策した。「西涼州(甘粛省・陝西奥地一帯)の太守|馬騰をお召しになり、彼の擁している匈奴の猛兵....
三国志」より 著者:吉川英治
雍涼の州郡を守る人がなかったのを知っていたので、自ら表を奉って、 「わたくしに西涼州郡の守りをお命じください」と、願い出た。 西涼州といえば、北夷の境に近く、....
三国志」より 著者:吉川英治
には、この若手こそ屈強だが、二人とも西部地方の地理は不案内である。で、孔明は、西涼州出身の馬岱をこれに添えて、五万の兵を分ち、明日ともいわず出発させた。驟雨の低....
三国志」より 著者:吉川英治
賭して、あくまで積極的に出るしか生きがいはなかったであろう。 で彼は、かねて、涼州地方の※族を懐柔していたので、この一勢力を用いて、魏へ進攻する策を企てた。 ....