涼月[語句情報] » 涼月

「涼月〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

涼月の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
西航日録」より 著者:井上円了
するのみ。ときにまた一作あり。 船泊南溟第一関、連檣林立幾湾湾、晩雷送雨天如洗、涼月高懸赤道山。 (船は南の果てにある枢要の港シンガポールに碇泊すれば、帆柱は連....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
り 十時出港。通宵汽船、珠江にさかのぼる。ときに陰暦十三夕にして、淡雲を隔てて涼月を望む。すこぶる幽趣あり。 十二日、曇りのち雷雨。午前六時半、カントンへ着....