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淀殿
「淀殿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
淀殿の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
こんな話を聴いたと話しました。 「この城内には入らずの間というのがある。そこには
淀殿が坐っているそうだ。」 「わたくしもそんな話を聴きましたが、ほんとうでござり....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
――の名もある。
延喜天暦の頃の才媛にも悪女が多い。
頼朝の政子も――秀吉の
淀殿も――家康の築山殿も、千姫も、みんなお銀様は悪女の名に編入しているらしい。
....
「五右衛門と新左」より 著者:国枝史郎
趣向は?」 「美人でもお集めになられては?」 「少々飽きたよ、実の所」 「それに
淀殿がおわすので」顔色を見い見いニタリとした。 「うん淀か、可愛い奴さ」釣り込ま....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
「いや、御自身でそういわれても、世間は承知いたしますまい。あけすけに申そうなら、
淀殿や秀頼君より、年々|莫大なお手当もひそかに貢がれ、この九度山を中心に、其許が....